評判の良いmixhostにサーバー移行したいけど作業が面倒…
XSERVERからmixhostにサーバー移行したい!
mixhostにサーバー移行する具体例が知りたい!
本記事では、上記の疑問を解消していきます。
ちょっと脱線しますが…なぜ私がmixhostにサーバー移行しようと思ったのかと言いますと、
2019年1月19日に札幌で開催されたアフィリエイトセミナーに出席したことがきっかけです。
↓こちらのセミナーです。
このセミナーでは、mixhostの運営会社であるアズポケット㈱の伊丹浩社長が登壇していたのですが、話を聞いて一気にmixhostの魅力に取りつかれた次第です(笑)
サーバーのスペック・mixhostで取り扱えるブログジャンルの幅の広さ、そして何より伊丹社長の人柄に惚れました。
というわけで、そんなmixhostユーザーになった私の「XSERVER」から「mixhost」に移行した流れ・手順を解説していきます。
1. 【実例】XSEVERからmixhostにサーバー移行した流れを解説します!
先日、WordPressのサーバー移行の方法について記事にしておりますが、やり方は左記の記事に書いた以下の流れで行いました。
サーバー移行を自分で行った感想は、意外に簡単だったということです。
サーバー移行は、手順を追って行えば、初心者でもできる作業だと思うので、ぜひ検討中の方はトライしてみてください。
- 移行先「mixhost」を契約する
- 移行元「XSERVER」より「WordPressファイル・データベース」をダウンロード
- mixhostにて「ドメイン」の設定
- mixhostに「データベース」の作成
- ダウンロードしたWordPressファイル「wp-config.php」の一部編集
- mixhostに「WordPressデータベース」をインポート
- mixhostに「WordPressファイル」をアップロード
- mixhostでWordPressの動作確認
- お名前.comのネームサーバー変更
1-1. 移行先「mixhost」を契約する
まず、移行先である「mixhost」のサーバーに契約する必要があります。
mixhostでは、基本5つのプランが用意されており、快適に利用できるプラン毎のアクセス目安は以下の通りであるとサポートで回答されています。
・スタンダード:100万PV/月
引用:help.mixhost.jp
・プレミアム:200万PV/月
・ビジネス:400万PV/月
・ビジネスプラス:800万PV/月
・エンタープライズ:1600万PV/月
ちなみに、私が契約したのは「プレミアムプラン」です。
1-2. 移行元「XSERVER」より「WordPressファイル・データベース」をダウンロード
次に、「XSEVER」で運用していたWordPressファイル・データベースをダウンロードする作業です。
私が、WordPressファイル・データベースをダウンロードするのに使ったのがFTPソフト「FileZilla」とプラグイン「BackWPup」です。
FTPソフト「FileZilla」とプラグイン「BackWPup」については、以下の記事内で解説しています。
WordPressブログのサーバーを移行する方法【PC音痴の私が実践した手順】
WordPressファイルをダウンロードするため、「FileZilla」を開く
FTPソフト「FileZilla」を開き、移管元である「XSERVER」に接続します。
- ホスト名:申し込み完了時のメールに記載(〇〇〇.xserver.jp)
- 暗号化:「明示的なFTP」を選択
- ユーザー:申し込み完了時のメールに記載
- パスワード:申し込み完了時のメールに記載
上記の内容を入力し、接続を選択します。
「XSERVER」内にある「WordPressファイル」を探す
FileZillaの右側のウィンドウが「XSEVER」にあるファイルを表示しています。
そしてXSEVERの場合、「ドメイン名→public_html」にWordPressファイルが格納されています。
そのWordPressファイルを左側のウィンドウにドラッグ&ドロップすれば、ダウンロードが自動的に始まり、自身のPC内に保存することができます。
この時に、デスクトップにバックアップ用フォルダを作っておくとスムーズに移行できるのでお勧めです。
私の場合、1つのブログ(300記事程度)のダウンロードに1時間程度かかりました。ブログの容量・通信環境によって、ダウンロード時間は大幅に変わります。
データベースをダウンロードするため、WordPressの管理画面を開く
次に、移行させるブログのWordPress管理画面を開き、左のメニューバーから「BackWPup→ダッシュボード」を選択します。
※「BackWPup」を持っていない方は、「プラグイン→新規追加」からインストールし、有効化してください。
BackWPupの「データベースのバックアップをダウンロード」を選択
BackWPupのダッシュボードに表示されている「データベースのバックアップをダウンロード」を選択しましょう。
すると、そのドメインのデータベースを簡単にダウンロードすることができます。
ただし、ダウンロードしたSQLファイルの容量が512MBを超えていないことを確認しましょう。もし、512MBを超えている場合は、SQLファイルを分割してダウンロードしなければいけません。その場合は、phpMyAdminにアクセスし、ファイルを分割ダウロードします。
1-3. mixhostにて「ドメイン」の設定
次に、新サーバーであるmixhost側に「ドメイン」の設定を行います。
mixhostマイページにログインし、「cPanel」へログイン
mixhostのマイページにログインしたら、有効なサービスから自身の申し込んだ「サーバー」を選択します。
次に、左側のアクションというメニューから「cPanel」へログインを選択します。
cPanel内の「アドオンドメイン」を選択します。
「cPanel」へログインしたら、その中にある「ドメイン→アドオンドメイン」を選択します。
移行させるブログのドメインを追加する
ドメインの作成画面が表示されるので、「新しいドメイン名」に移行させるブログのドメインを入力します。
すると、サブドメイン・ドキュメントルートにも自動入力されます。
ちなみに、サブドメイン・ドキュメントルートについてはサポートで以下のように記載されています。
・サブドメイン
引用:help.mixhost.jp
「サブドメイン.初期ドメイン」でもアクセス可能なアドレス設定します(例:subdomain.example.mixh.jp)。
このサブドメインは必須です。移行作業中の確認などに便利です。独自ドメインのサブドメインではありませんのでご注意下さい。
・ドキュメントルート
Webサイトデータをアップロードするフォルダを選択します。ドメイン毎に別々のドキュメントルートを設定する事により、複数のドメインで別々のWebサイトを運用できます。
フォルダの場所に制限はございませんので、使いやすいフォルダをご自由にご指定下さい。良く分からない場合は初期状態のままご利用下さい。
基本、自動入力されたままでOKです。
ドメインを正しく入力していることを確認して、完了を選択します。
1-4. mixhostに「データベース」の作成
次に、mixhostに「データベース」の作成をしていきます。
cPanel内の「MySQL® データベース ウィザード」を選択
まず、cPanel内の「MySQL® データベース ウィザード」を選択します。
データベース作成では、データベース名の入力が求められるので、お好みの物を設定しましょう。
ちなみに、ブログ・ドメイン名が区別できるものを付けたほうがわかりやすいです。
そして、「次の手順」を選択します。
データベースユーザーを作成
データベースユーザーとは、データベースに対する権限を与えるユーザーのことです。
データベースは、ドメインに対して1つ作成しますが、データベースユーザーは、基本1つ作成すればOKです。
画面の表示に従い、ユーザー名とパスワードを設定していきましょう。
ここで、設定したユーザー名とパスワードは次の行程で使用しますので、覚えておきましょう。
ユーザーをデータベースに追加する
今作成したデータベースに対する権限の設定です。
「すべての権限」というチェックボックスがありますので、そちらをチェックし、「次の手順」を選択します。
以上で、mixhostでのデータベースの作成は完了です。
2つ目以降のデータベースの作成はcPanel内の「MySQL® データベース」で行う
移行するWordPressブログが複数ある場合、2つ目以降のデータベースの作成は「MySQL® データベース」で行います。
やり方は上記と同じで、2つ目以降のデータベースを作成します。
先程作成したデータベースユーザーを追加
先程、データベースユーザーを作成しているので、新たに作成するのではなく、同じデータベースユーザーを追加していきます。
ユーザーはそのままで新たに追加したデータベースを選び、「追加」を選択。
権限は同じく「すべての権限」
すると、データベースユーザーの権限の管理画面に変わるので、「すべての権限」を選択し、「変更」をクリックし完了です。
1-5. ダウンロードしたWordPressファイル「wp-config.php」の一部編集
次に、XSEVERからダウンロードしたWordPressファイルの中にある「wp-config.php」の一部分を編集していきます。
ここでは、前段階で設定した「データベース名・データベースユーザー名・パスワード」を使用します。
XSEVERからダウンロードした「wp-config.php」を開く
ダウンロードしたファイルの中から「wp-config.php」を探し、開きます。
そして、以下の4箇所を変更していきます。
「wp-config.php」の一部変更
「wp-config.php」の変更箇所・変更内容は以下の通りです。
[box class=”box26″ title=”変更箇所・内容”]
- データベース名→先ほどmixhostに設定した「データベース名」
- ユーザー名→先ほどmixhostに設定した「データベースユーザー名」
- パスワード→先ほどmixhostに設定した「データベースユーザーパスワード」
- ホスト名→mixhostのホスト名は「localhost」
[/box]
変更が完了したら、上書き保存して完了です。
1-6. mixhostに「WordPressデータベース」をインポート
次にmixhostにプラグイン「BackWPup」を使ってダウンロードした「WordPressデータベース(SQLファイル)」をインポートしていきます。
cPanel内の「phpMyAdmin」を選択
mixhostのcPanel内の「phpMyAdmin」を選択します。
データベースを追加するドメインを選択
phpMyAdmin画面の左側からデータベースを追加するドメインを選択します。
タブ「インポート」を選択し、データベースをアップロード
画面上部に表示されているタブの中から「インポートを」選択すると、データベースファイルの選択を求められるので、
先程、XSERVERからダウンロードしたデータベース(SQLファイル)を選択し、アップロードします。
アップロードが完了すると、左側のウィンドウにテーブルが作成されます。
先ほども言いましたが、ここでアップロードできるSQLファイルの上限は512MBです。超えている場合は、再度XSERVERで分割してダウンロードする必要があります。
1-7. mixhostに「WordPressファイル」をアップロード
次に、mixhostにXSEVERからダウンロードした「WordPressファイル」をアップロードしていきます。
アップロードには、またFTPソフト「FileZilla」をしようします。
FTPソフト「FileZilla」を開き、mixhostに接続
- ホスト名:申し込み完了のメールに記載(〇〇〇.mixh.jp)
- 暗号化:「明示的なFTP」を選択
- ユーザー:申し込み完了のメールに記載
- パスワード:申し込み完了のメールに記載
上記の内容を入力し、接続を選択します。
mixhostに移行したいドメインのフォルダを開く
右側のウィンドウがmixhost側のデータになるので、そちらにある移行したいドメインのフォルダを開きましょう。
「WordPressファイル」を全て選択し、アップロード
左側ウィンドウから、先ほどXSERVERよりダウンロードした「WordPressファイル」を全て選択し、アップロードしていきます。
やり方は簡単で、ファイルを全て選択し、ドラッグ&ドロップすればOKです。
自動的にアップロードが始まりますので、完了まで待ちましょう。
私の場合、300記事程度のブログのアップロード時間は1時間弱かかりました。
1-8. mixhostでWordPressの動作確認
次にmixhostでアップロードしたWordPressが正常に動作しているかを確認していきます。
動作確認の方法は、「hostsファイル」にmixhosotのサーバーIPアドレス・ドメインを追記してあげることで確認することができます。
具体的な「hostsファイル」の設定方法について、以下の記事で解説しておりますので参考にしてみてください。
サーバー移行の動作確認をするhostファイルの書き方・編集方法【Windows】
hostsファイルの設定が完了したら、ブラウザを一度すべて閉じてから、再度ブラウザを開き、ブログにアクセスすることで、mixhostの表示を確認することができますので、以下の点を確認しましょう。
- ブログの表示にバグなどはないか?
- WordPress管理画面にログインできるか?
- プラグインでエラーを起こしているものはないか?
ちなみに、私の場合ですとプラグイン「EWWW Image Optimizer」にサーバー移行したことによりエラーが発生していました。しかし、一度「EWWW Image Optimizer」を停止→削除し、再インストールしエラーは解消されました。
1-9. お名前.comのネームサーバー変更
mixhostにて、WordPressの動作確認が取れれば、最後にネームサーバーを変更していきます。
私はドメインは「お名前.com」で取得していますので、お名前.comのネームサーバー変更のやり方を解説していきます。
お名前.comのマイページにログインし、「ネームサーバーの変更」を選択
まず、お名前.comのマイページにログインし、「ネームサーバーの変更」を選択します。
「登録情報は正しいので、手続きを進める」を選択
画面を下にスクロールしていくと「ご登録情報に変更・相違はありませんか?」との表示が出るので、
「登録情報は正しいので、手続きを進める」を選択します。
タブ「他のネームサーバーを利用」を選択し、mixhostのネームサーバーを入力する
「他のネームサーバーを利用」を選択し、mixhostのネームサーバーを入力していきます。
mixhostのネームサーバーは以下の通りです。
- ns1.mixhost.jp
- ns2.mixhost.jp
- ns3.mixhost.jp
- ns4.mixhost.jp
- ns5.mixhost.jp
反映さえたいドメインを選択
ドメインリストにチェックボックスがあるので、mixhostのネームサーバーを反映させたいドメインのチェックを付けていきます。
そして、「確認画面へ進む」を選択し、確認画面で「設定する」を選択すれば、ネームサーバーの設定は完了です。
1-10. XSERVERで無料SSLを利用しているけど、mixhostにサーバー移行しても大丈夫なの?
全く問題りません。
ちなみに、私も不安になったのでmixhostに問い合わせてみたところ、以下の回答をいただきました。
XSERVERにて無料SSLを利用しているが、サーバー解約を行ってもSSL化の問題ないのか?
弊社サーバーにて、お客様ご設置ドメインのSSL証明書が正常に発行されており、httpsでの通信が正常に行われていることを確認いたしました。
そのため、旧サーバーをご解約されましても、弊社サーバー側での表示に影響を与えることはございません。
引用:mixhostカスタマーサポートのメールの一部分
現に私はXSERVERの独自無料SSLを利用していた状態で、mixhostにサーバー移行をしました。
mixhostでは、「ドメインの追加設定→ネームサーバーの変更」を行うと自動的に無料SSL化が適用されます。
ユーザーで煩わしい設定や手続きが一切ないのは非常に楽です。
そして、XSERVER側の無料SSL化されていても、mixhost側で「ドメインの追加→ネームサーバーの変更」を行うとmixhostのSSL化が適用されます。
SSL化してあるブログのサーバー移行はめんどくさいと思っていましたが、そんなことありませんでした。
【解決】サーバー移行に伴う疑問をmixhostのサポートに問い合わせてみた!
まとめ
今回は、XSEVERからmixhostにサーバー移行した流れ・手順を解説してきました。
XSERVERからmixhostへのサーバー移行の流れをおさらいすると以下の通りです。
- 移行先「mixhost」を契約する
- 移行元「XSERVER」より「WordPressファイル・データベース」をダウンロード
- mixhostにて「ドメイン」の設定
- mixhostに「データベース」の作成
- ダウンロードしたWordPressファイル「wp-config.php」の一部編集
- mixhostに「WordPressデータベース」をインポート
- mixhostに「WordPressファイル」をアップロード
- mixhostでWordPressの動作確認
- お名前.comのネームサーバー変更
サーバー移行を自分自身で行うことによって、FTPソフトの知識・バックアップ、バックアップからの復元などの知識も得ることができるので、
いい機会だと思って自分自身で取り組んで見てはいかがでしょうか。
そして、mixhostに変えてよかったと心から感じている私でした。
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