
Googleが表示速度の重要性を発表していることから、ブログにおける表示速度の重要性は知ってるけど、速いレンタルサーバーの選び方はわからない…。
本記事は、上記のような悩みを持つ方に向けて書いています。
こんにちは!ツヨシ(@24shi_web)です。
専業ブロガーとして活動しつつ、これまでにXSERVER・FUTOKA・mixhostの3社のレンタルサーバーを利用してきました。
そして、私が現在利用しているレンタルサーバー「mixhost」が
- アクセス処理速度で満足度No,1
- 表示速度で満足度No,1
※日本マーケティングリサーチ機構の調査より
ユーザー満足度を複数獲得したとのことで、アズポケット株式会社の伊丹社長に「速いレンタルサーバーの選び方」についてのインタビュー取材を行ってきました。
この記事を読めば、「表示速度が速いレンタルサーバー」のポイントを理解することができますよ。
1. レンタルサーバー表示速度、顧客満足度No,1の「mixhost」の伊丹社長との対談インタビュー


本日はインタビュー取材をお受け頂き、誠にありがとうございます。

いえいえ、こちらこそ遠いところからお越し頂き、ありがとうございます。
今日、札幌からこちら(大阪)に来られたんですか?

はい。今日の朝の便で大阪に来ました。
それにしても、すごいおしゃれなコワーキングスペースですね~。

取引先などの打ち合わせなどがある場合にこちらをよく使っています。
ちなみに、今回は大阪市難波のなんばスカイオ27階にあるweworkの一室にてインタビューをさせて頂きました。

あまりにも洗練された空間を体験し、私も正直weworkに入居したいと思いました。(笑)

それでは早速ですが、本インタビューのメインテーマ「速いレンタルサーバーの見分け方」についてお伺いできればと思います。
そして、今回は5つの質問をさせていただければと思います。
①共用・VPS・クラウド・専用の違い
②速い共用レンタルサーバーの見分け方・条件
③競合他者とmixhostの速さに対する取り組みの違い
④mixhostの表示速度をさらに向上させる方法
⑤表示速度の顧客満足度No,1を獲得した感想と今後の取り組みについて
といった内容です。
レンタルサーバー表示速度、顧客満足度No,1を獲得したmixhostを手掛けられている伊丹社長の考えやコメントは、
これからアフィリエイトを始めるためにサーバーを借りる方にはとても参考になると思いますので、よろしくお願いいたます。

こちらこそ、よろしくお願いいたします。
1-1. 共用・VPS・クラウド・専用の違い


レンタルサーバーには「共用・VPS・クラウド・専用」といった種類がありますが、これからアフィリを始める方の中にはどの種類のサーバーを使えば良いのか?と迷われている方も多いかなと思うんですよね。

確かに、そうですね。

そこで、まず初めに個人の方がブログ・アフィリエイトを始めるのに向いているレンタルサーバーの種類についてお伺いできるでしょうか?

はい、かしこまりました。
結論から申し上げると、これからアフィリエイト・ブログを始める方に一番おすすめなのは「共用レンタルサーバー」です。
なので、共用レンタルサーバーの中から最も早いサーバーを選んであげれば良いと言った感じです。

なるほど。
具体的な理由と4つのサーバーの違いについてもお伺いしてもよろしいでしょうか?

「共用」っていうのが、一般的に言われているレンタルサーバーです。
1つのサーバーを複数ユーザーで共有して使うタイプのレンタルサーバーで、値段がリーズナブル、かつサーバーのめんどくさい管理業務は全てサーバー会社が行ってくれるものですね。
共用レンタルサーバーを借りれば、ブロガー・アフィリエイターさんはサイト制作・記事作成だけにに注力できるという事です。

なるほど。

次にVPSとは、バーチャル・プライベート・サーバーと言いまして、
1つのサーバーを共有するという点に違いはないんですが、ユーザー毎に仮想的に1台のサーバーが使えるようになっています。
サーバーの知識が豊富なユーザーさんであれば、色々とチューニングしたりすることができるんですが、自身でサーバー管理ができないと様々な問題が出てきたりします。

つまり、サーバーの知識が全くない初心者の方ですと厳しいですか?

そうですね。
サーバーの知識が全くない初心者の方が、VPSをブログ運営で使うのは良い選択ではないと思います。

なるほどですね。わかりました。

次にクラウドについてですが、クラウドの定義が曖昧なので、何を持ってクラウドと指すかで分かれるのですが一般的に言われているのが…
①クラウド
②WordPress専用クラウド
の2種類あります。

なるほど。

まず、クラウドについてですが代表的なもので言うと「AWS・GCP」とか。VPSの高機能版、より柔軟性の高い仮想専用サーバーと考えていただければ良いかなと思います。

AWS、聞いたことありますね。先日、大規模な障害が発生したAmazonが提供しているサーバーですよね?

はい。そうです。
しかし、これははっきり言って専門的なエンジニアがいないと扱えるものではないので、個人のアフィリエイター(ブロガー)にはハードルが高すぎるものです。
資金がたっぷりあって、規模が大きいサイトをお持ちの方であれば選択肢になる場合もありますが、数としては限りなく少ないかなと思っています。

確かに、アクセス・収益もない中で最初からサーバーにコストをかけれるブロガーさんは少ないですね。

そして、クラウドにはもう一種類あって、
それが「WordPress専用クラウド」です。
代表的な例を出すと、WPXクラウドとかですね。
WordPress専用クラウドは、WordPressしか使えず、月々のコストも高くなりがちのレンタルサーバーという位置付けとなっているケースが多いです。

という事はWordPress以外のソフト、シリウスなどでWEBサイトを作りたい場合、使えないという事ですか?

はい。そういうことになります。
シリウスなどのWordPress以外で作ったWEBサイトを載せたいと思っても使えないことが多い。
そして、コストも高くなりがちです。

そうなんですね…。

しかし、サーバーの管理業務はサーバー会社がやってくれたり、サイト状況に合わせてグレードアップできるので選択肢としてはありですが、
WordPressしか使わない方、お金のある方向けのソリューションと言った感じです。

なるほど、わかりました。

最後は、専用サーバーですね。
名前の通り、一台丸ごと使えるレンタルサーバーです。
専用サーバーの中にも2種類あって、「マネージド専用サーバーと一般的な専用サーバー」があります。

専用サーバーにも種類があるんですね。

マネージド専用サーバーの場合、使い心地の部分に関して言うと「共用サーバー」と同じです。
サーバー会社でめんどくさい管理業務を全て見てくれるので。
ただし、料金はとても高いです。安くても毎月数万円はかかる。

個人ブロガーやアフィリエイターの選択肢としてはありなんですか?

クラウドと同じく、規模の大きいサイトを運営し、さらにそのコストが出せる方なら検討の余地はあるかもしれませんが、数は少ないと思います。
そして、一般的な専用サーバーは、ゼロからサーバー構築・チューニング・管理するためのノウハウが必要なので初心者の方にはまず厳しいかなと。

なるほどですね。

よくレンタルサーバーは住居に例えられるのですが、
・共用は「シェアハウス」
・VPS・クラウドは「賃貸マンション」
・専用サーバーは「賃貸の一軒家」
VPS・クラウド・専用サーバーに関しては、基本ライフライン(水道や電気)に支障が出たら自分自身で修理しないといけない、とイメージしてもらえればわかりやすいかなと思います。

住居にイメージするとわかりやすいですね。
VPS・クラウド・専用を個人で使う方は多いんですか?

なくはないですが、珍しいです。
サーバーの知識に詳しいエンジニアの方が、VPSやクラウドなどを使ってブログ運営をしているケースはたまにあります。

法人アフィリエイターが使われているケースなどは?

正直メディア運営のみであれば、VPS・クラウド・専用を使わずとも共用レンタルサーバーで対応可能な部分が大きいです。
弊社でいうと「ビジネスプラン」以上とかです。

じゃあ、どんな人がVPS・クラウド・専用サーバーを使うんでしょうか?

ゲームのサーバーを作りたい、ツールを動かすために借りるとか、WEBメディア以外に利用で借りる人が多いです。

なるほどです。
以上の理由から、初心者の方がブログを始めるなら「共用レンタルサーバー」がおすすめというわけですね。
よくわかりました。

そう言うことです。
- サーバーの種類は共用・VPS・クラウド・専用の4種類。
- ブログ・アフィリエイト初心者におすすめなのは「共用レンタルサーバー」
- 共用レンタルサーバーは価格が安く、保守管理が不要。
- 共用レンタルサーバーの「速さ性能」で十分。
- VPS・クラウド・専用はサーバー知識が必要、かつ価格も高いケースが多い。
1-2. 速いレンタルサーバーの見分け方・条件


続いて、速いレンタルサーバーの見分け方・条件についてお伺いしたいのですが、
表示速度が重要な背景として、Googleは2018年1月18日に「読み込み速度をランキングの指標として使っている」と発表していましたよね?

はい、おっしゃる通りですね。
さらに、ページの読み込みに「3秒以上かかると約40%以上のユーザーが離脱する」という分析結果が出ており、Googleは「速度は収益に等しい」とコメントしています。
このことから、収益を目的とするメディアであれば、速いレンタルサーバーを選ぶことがとても重要だという事ですね。

恐らく、初心者の方も何となく「速いレンタルサーバーを使うのが良い」と考えている方が多いと思います。
でも、速いレンタルサーバーを見分け方・基準がわからないブロガー・アフィリエイターさんが多いと思うんですよね。
なので、そんな方に向けて速いレンタルサーバーの見分け方・条件についてお伺いできるでしょうか?

まず、速いサーバーを構築する上で企業もコストが掛かりますので、
あまりにも安い料金で性能を追い求めるのは不可能です。
例えば、月100円で速いサーバーを作れるかというと無理なんですよ。コスト的に。

コスト・価格面の最低ラインは、具体的にいくらくらいでしょうか?

ある程度の性能を保証するための最低ラインが1000円前後かなと。
なので、速いサーバーを利用したいのであれば、あまりにも安いレンタルサーバーを使うのはおすすめできないですね。

より良い速度環境を作ろうとしたら、企業側も設備投資にコストがかかりますもんね。

2つ目はサーバー会社がそもそも速度にこだわりを持っているのかも重要で、速度をアピールしていないということは速くないケースが多いです。

具体的に速度にこだわりを持っているというのは、どの辺りを見れば見分けることができるのでしょうか?

速さのこだわりは、
・ホストサーバーのスペック
・WEBサーバー
・ストレージ(SSD)
・PHP動作
・HTTP/2・QUIC
・回線・ネットワーク
を見てあげれば、見分けることが可能かなと思います。

ちなみに、mixhostが使っているホストサーバーの性能は高いんですか?

日本にある全てのサーバー会社のホストサーバーを調べたわけではないですが…
恐らく、日本の中で一番性能の良いホストサーバーを使っています。
mixhostの最新のもので言うと、32コア64スレッドを使っています。

競合他社と比較しても、高性能のホストサーバーを使っているんでしょうか?

恐らく、ここまで性能の高いホストサーバーを使っているサーバー会社はないですね。
競合他社の公式HPを見ていただくとわかると思いますが、「非公開」のサーバー会社も多いんですよ。
そして、ホストサーバーを「非公開」としているところで、性能の高いサーバーを使っているケースはほぼないですね。
なぜなら、良いホストサーバーを使っているのであれば、それは売り文句になりますからね。

確かに、そうですね。
高性能のホストサーバーを使っていたら、それはサーバー会社としての強みになりますもんね。
非公開という事は…なるほど。

あまり、大きな声では言えないですがそういうことです。

次にWEBサーバーについてなんですが、mixhostは「Litespeed」を採用していますが、競合他社が採用している「nginx(エンジンエックス)」とぶっちゃけどちらが速いとかってあるんですか?

Litespeedの方が速いというベンチマークが出ています。

速さを求めるならWEBサーバーに「Litespeed」を使用しているレンタルサーバーが良いと言うことですね。

そう言うことです。

次に「PHP動作方式」も速さに関わる要素なんですか?

PHP動作方式は、速さにとても深く関係しますね。具体的に言うと…
・LSAPI
・FastCGI・モジュール
・CGI
の順で速いと思って貰えれば良いです。

なるほど。

最も速いのが「LSAPI」という、Litespeedで使える動作方式(※例外あり)ですね。
そして、①LSAPIと②FastCGI・モジュールの間には、結構な性能差があります。
②FastCGIと②モジュールの速さは同等。
そして、③CGIと②FastCGI・モジュールの間にはめちゃくちゃ速さの差があると言った感じです。
なので、現実的に使い物になるのは②モジュールまでと考えておけば良いです。
CGIでWordPressを動かすのは厳しいと言ったレベルです。

つまり、ホストサーバー・WEBサーバー・ストレージ・PHP動作方式を見てあげれば概ねわかると言った感じなんですね。

ここまでが、サーバー上の速さに関する性能・スペックなんですが、
サーバー性能単体だけで早さを追い求めるにも限度があるですね。
次に重要になるのが、サーバーから先の話。
通信をいかに効率化できるかということです。

サーバーから先の話とは、どういうことでしょうか?

これが日本でmixhostしか採用していない「QUIC」というシステムです。
簡単にいうと「サーバー→ブラウザ間」の通信を効率化し高速に読み込むものです。

QUICは、体感として分かるものなんですか?

例えば、画像がとても多いサイトやユーザーの回線状況が良くないスマホなどで見た時に一番効果が明確になります。

最後のポイントの回線・ネットワークというのは、どういうことなんでしょうか?

回線・ネットワークもかなり重要でバズった時、ネットワーク性能が悪いとサーバーダウンの原因にもなるケースがあります。
1GB、または10GBくらいのネットワーク性能があるのが好ましくて、サーバー会社がスペックを公開しているかが重要です。

ちょっと、mixhostではないんですが、他のサーバー会社さんのネットワーク環境で「〇〇Tbpsバックボーン」という表記があったのですが、これは高性能という事ですか?

〇〇Tbpsバックボーンという表記をしているところもあるのですが、これは参考になる値ではないですね。
バックボーンというのは「プロバイダが提供しているネットワークの総容量」で、この数値が大きくなるのは当然でユーザーの通信の快適度とはほとんど関係ないです。
重要なのは「プロバイダから自社のサーバー」にどれほどの回線を引っ張っているかと言う点です。
これも、自信がある会社は公開しているので、その点も見てあげると良いですよ。

mixhostは回線速度はどれくらいですか?

10GBです。

なるほどですね。
速いサーバーの見分け方・条件についてとてもわかりやすく解説頂きありがとうございます。
- Googleは「読み込み速度をランキングの指標と使っている」と発表。
- 速度は収益に等しく、3秒以上読み込みにかかると約40%以上のユーザーが離脱する。
- 速いレンタルサーバーを見分けるポイントは7つ。
- 価格(安すぎるのは要注意)
- ホストサーバーのスペック(コア・スレッドを確認)
- WEBサーバー(Litespeedが速い)
- ストレージ(SSDが速い)
- PHP動作方式(LSAPI→FastCGI・モジュール→CGI)
- HTTP/2・QUIC
- 回線・ネットワーク(非公開は注意)
1-3. 競合他者とmixhostの速さ・取り組みの違い


次に競合他社とmixhostの速さ・取り組みの違いについてお伺いしたいのですが、
mixhostは公式HPで「クラウドとレンタルサーバーのいいとこ取り」という点が、他の会社と大きく違うかなだと思うのですが、
これはどう言う意味なんでしょうか?

まず1つが、サイトが大きくなった時に性能の高いプランに上げることができたり、さらにプラン変更がいつでも柔軟に変更することができる点です。

mixhostの場合、プラン変更によってCPUやメモリが増強できますもんね。
他社にも複数プランがありますけど、性能値は変わらないんですか?

多くの共用レンタルサーバーは、プランを上げたとしても性能がほとんど変わらないのが一般的なんです。
具体的にいうと、「ディスク容量が増えるのと転送量の制限」が多少上がるくらいです。

なんと…知らなかったです。

しかし、それじゃ意味がないよね。と言うことで、mixhostではプランを上げたらサーバー性能・スペックもアップグレードできる仕組みを作ったということです。

そういった背景があったんですね。

さらに違うのが、共用レンタルサーバーは1つのサーバーを共有するので、その内の1ユーザーが大量のアクセスを集めてしまうと、そのサーバー全体に影響が出てしまいます。
でも、これってユーザーにとって良くないよね。ということでmixhostは1つのサーバーを共有することは同じなんですが、ユーザー毎にCPU・メモリのリソースを区切っているんです。


つまり、同じホストサーバーに同居するユーザーがバズっても他のユーザーに影響が出ずらいという事ですか?

そういうことですね。
1ユーザーが大量のアクセスを集めても、他のユーザーに影響が出ずらいんですよ。
mixhostは、共用レンタルサーバーでありながらも、クラウドのメリットを組み込んだサーバーと言うことです。

なるほど。
この部分がクラウドと共用レンタルサーバーのいいとこ取りということですか?

そうです。

ちなみに、mixhostは5つのプランがあると思うんですが、個人の方で最上位プランの「エンタープライズ」を使っている方っているんですか?

なくはないですが、多くはないです。
エンタープライズになると、専用サーバー並みの性能になりますので。
スタンダードでも目安として100万PVくらいまでは快適に利用することができるので、それ以上になったらプランをあげるというケースが多いですね。

専用サーバー並みの性能とはすごいですね。

現実問題として、WordPressブログを始める際、適当にサーバーを決める方って多いじゃないですか?

確かに、そうですね。
私もそうでした。(笑)

でも、WordPressを後から乗り換えるのは、結構めんどくさい作業なんですよね。
そして、サイトの規模が大きくなって、アクセスが増えていった時にサーバーの乗り換えを検討する人が多いんです。
例えば、ゴルフ初心者の方も最初はクラブの性能なんて気にしないじゃないですか?
でも、上達していったら良いクラブが欲しくなりますよね。

確かに、そうですね。

ゴルフの場合は、クラブを取り替えればいいだけですけど、サーバー移行はそう簡単にはいかないですからね。
サイト規模が大きくなればなるほど、手間がかかりますので。
でも、mixhostであれば、サイト規模が大きくなればプラン変更してもらうだけで、サーバー性能・スペックを上げることができるので、簡単に解決できるというわけです。

実際に私なんかはXSERVERから移行する時は面倒が多かったので、
この点は大きなメリットですね。
あと他にmixhostの速さに対する取り組み、他社との違いはありますか?

先ほどお話しした「速さ」関係するスペック、WEBサーバー・ストレージ・PHP動作方式に最も性能の高いものを採用し、
Litespeedは最も速いチューニングを検証し、設定しています。
そして、mixhostの考え方として、ベンチマーク性能だけを重視するのではなく、ユーザーがいかに満足して利用してもらえるか?
体感してもらえる速さを追い求めているという点ですね。

「ベンチマーク性能だけを重視しない体感してもらえる速さ」とはどういう事でしょうか?

PC・スマホのブラウザで見た時に快適な速さになっているのか?というところまで見ているという事です。

なるほど。
ちょっと、私はチューニングというのがわからないんですが、つまり同じWEBサーバーを使っていてもチューニングによって速度が変わることもあるんですか?

そうですね。
チューニングによって速さは変わってきますね。
mixhostでは、そのあたりも徹底的に検証し設定しています。
なので、mixhostのサーバーの速さ性能については、限界値までチューニングをしていると言った感じです。

なるほどですね。

正直、mixhostのサーバー側の速さへの施策は全てやっているんです。
でも、その上でもっと「速さ」を出すために、「サーバーからユーザー間」の通信をいかに効率かするのかが重要というわけで、ここにも踏み込んでいるんですね。
それが、先ほどお話しした「QUIC」です。

QUICを導入しているのはmixhostだけですよね?

そうです。
QUICを日本で初めて導入したのがmixhostですし、さらに言うとQUICの前のHTTP/2というシステムを日本で初めて導入したのもmixhostです。
「サーバーとユーザー間」の通信を効率化し、より速さを体感できる環境づくりを追い求めています。

なるほど。
mixhostはサーバー性能だけではなく、サーバーから先の通信を速くするための施策を他よりも一歩進んでやっているんですね。

あと、mixhostのホストサーバーは「東京」に設置しています。

ホストサーバーの設置場所も関係あるんですか?

ありますね。
なぜ、東京が良いかというと単純にユーザーとサーバーは物理的に近ければ近い方が速度は出るんです。
日本で一番人が多いのが東京なので、最短距離で繋がるユーザーの母数が多くなるので有利なのは間違いないです。

そしたら、逆に地方の場合はどうなるんでしょう?

地方の場合どうなるかというと、
実は、プロバイダの通信の中には一旦東京を経由して、地方各地に届けられるケースがあります。
つまり、サーバーはトータル的に考えても東京に設置されているのがベストであり、mixhostはサーバーの設置場所にもこだわっています。
- mixhostは、プラン変更によりサーバーのスペック・性能が上げられる。
- またプラン変更が柔軟に上げ下げすることが可能。
- 従来の共用レンタルサーバーは、プランを上げても性能がほとんど変わらない。(変わるのはディスク容量と転送量制限のみ)
- mixhostは、ユーザー毎にCPU・メモリのリソース区切っているので、他者のアクセスの影響を受けづらい。
- サイトが成長してからサーバー移行を検討する人が多いが、移行作業は手間がかかる。
- mixhostなら、サイトの成長度合いに合わせてプランを変更すれば解決。
- HTTP/2やQUIC等の高速化の取り組みを日本で初めて行っている。
- ホストサーバーの設置場所にもこだわっている。
1-4. mixhostの表示速度をさらに向上させる方法


次にmixhostでWordPressの表示速度をさらに向上させる方法とかってあるんですか?

mixhostのスタンスは、初期状態で最適化された「最速の環境」を提供しています。
なので、デフォルトのままでWordPressを入れてもらって使うだけで、速さを体感してもらえるかなと思います。
しいて言うなら、「キャッシュとSSL化」です。

キャッシュは効果的なんですね。

WordPressの高速化で最も速さを体感できるのは「キャッシュ」なんですね。

でも、キャッシュなら他社も提供していますよね?

そうですね。
他社さんもキャッシュを提供しているんですがmixhostの場合、Litespeedが提供しているサーバー連動型のキャッシュが使えるんですね。
「Litespeedキャッシュ」と言うのですが、これがめちゃくちゃ優秀なんですね。

具体的にはどういった感じでしょうか?

Litespeedキャッシュは、キャッシュをWordPress側で持つのではなく、サーバー側で持ちます。
これによって処理がめちゃくちゃ速くなります。
Litespeedキャッシュを使えば、WordPressでも「毎秒何千」というアクセスを処理できてしまうほどです。

なるほど。
あと、SSL化した方が速いんですか?
SSL化すると通信が複雑になるのかなと思っていましたが…。

そうなんです。
mixhostの場合、SSL化した方が表示速度は速くなります。
なぜなら、「サーバーとユーザー間」の通信を効率化するHTTP/2とQUICはSSL化していないと使えないシステムだからです。

そういうことなんですね。

なので、URLのSSL化を行いブログ運営をすることで、より表示速度を早くすることができます。

それ以外にはどうでしょうか?

サーバー側ではなく、WordPressユーザー側の高速化の施策だったら色々ありますけどね。
一般的に言われている画像圧縮・プラグインの削減・HTML/CSS/JSコード圧縮・重いテーマを使わないなどですね。
先ほどもお話した通り、mixhostは初期状態で最高の環境を提供するというスタンスでサーバーを提供していますので、
契約してユーザーさんが新たにオプションを追加する必要がいるとか、特殊な設定をしないといけないという事は全くないです。
なので、そのまま使っていただくだけでも速さを体感して頂けると思います。

なるほど。よくわかりました。
- mixhostは、デフォルトの状態で最適化された「最速のサーバー環境」を提供。
- しいて言うなら「キャッシュとSSL化」
- mixhostのキャッシュは、WEBサーバー連動型の「Litespeedキャッシュ」
- SSL化しないとHTTP/2・QUICが使えない。
- あとはWordPress側の高速化の施策(画像圧縮・プラグインの削減・HTML/CSS/JSコード圧縮・重いテーマを使わない)。
【番外】mixhostの「障害」に対するネットの声について


ちょっと、質問項目にはない事なんですが、
私も2019年2月頃からmixhostを使っていまして、ブログやYouTubeでmixhostをおすすめしていると「障害が多いんでしょ?」という意見をチラホラ貰うんですよね。
私自身使っていて、障害に困ったことがほとんどないのですが、このネットの声の原因は何なんでしょう?

確かに、mixhostの初期の頃は「障害」が起きていたことも事実です。
具体的に言うと、2017年12月4日以前にお申込みいただいた方(旧プラン利用者)です。
ただし、現在のmixhostのホストサーバーと初期の頃のホストサーバーは全く別物を使っているため、安定性・速度の低下などの障害が発生するという事はほぼないです。

実際に直近の稼働率はどれくらいですか?

直近30日間で見てみると、100%を推移しています。
※実際にこの時、私はmixhost社外秘のサーバーの稼働データを見せていただきました。

現在も初期のそのサーバーにユーザーはいるんですか?

まだ、連絡が取れずに移行対応できていない方がいます。
ただし、2017年12月4日以前にお申込みいただいた方(旧プラン利用者)に対しては、定期的にお知らせをしつつ、
新しいサーバーへのマイグレーションを実施していますので、まだ移行がお済でない方につきましては、mixhostサポートまでお問い合わせていただければ幸いです。
1-5. 表示速度の顧客満足度No,1を獲得した感想と今後の取り組みについて


最後の質問なんですが、日本マーケティングリサーチ機構の調査にて
・アクセス処理速度で満足度No,1
・表示速度で満足度No,1
・ブロガー・アフィリエイター満足度No,1
を獲得されたとのことですが、獲得した感想と今後のmixhostとしての取り組みについてお聞かせください。

当然ですが、現状に満足せず、mixhostは今後も「より早く」そして「より使いやすい」レンタルサーバーを追及していきます。

あと個人的には「5G時代」到来によるレンタルサーバーへの影響が気になるのですが…

恐らく5Gになれば、よりサーバー性能・スペック差がよりわかりやすくなるかなと思います。

そうなんですか!
個人的には5Gになったら、サーバーの性能差がほとんどなくなるんじゃないかなと思っていたのですが…
ぶっちゃけた話、通信が早くなるんだからどこのサーバーを使っても同じなんじゃないかなと…

いや、5Gで最適化されるのは、「サーバーからユーザー間」の通信の部分。
サーバー自体の性能・スペックは5Gとは関係ないので、5Gが導入されることによってより、「遅いサーバーと速いサーバー」の差が際立つ可能性があるということですね。

とても勉強になります。
そうなると、5Gを迎える現在だからこそ、より速いサーバーを選ぶ重要性は高いですね。

そうですね。

と言うことで、今回の取材の質問内容は以上になります。
最後に伊丹社長、mixhostの今後の取り組みについて一言頂いてもよろしいでしょうか。

はい。わかりました。
mixhostは今後、海外進出も視野に入れており、世界中の方により良いサーバー環境を提供したいと考えております。
そして、mixhostの目標はユーザー様の満足度を高めることであり、その一つの要因として「速さ」を重要視していますので今後もさらに追求していきます。
特に私たちのメインのユーザー様であるブロガー・アフィリエイター、メディアを運営されている企業様のために、今後もより良いサービスを提供していきますのでよろしくお願い致します。

私も引き続きmixhostを使っていきたいと思いましたので、よろしくお願い致します。
本日は伊丹社長ありがとうございました。

いえいえ、こちらこそ本日はありがとうございました。
2. mixhostに申込・登録する方法【30日間返金保証付き】

今回インタビュー取材をさせて頂いたmixhostは、30日間返金保証付きで利用することが可能となっております。
具体的な申し込み方法は以下の通りです。
- お好みのプランを選択
- 初期ドメインを設定
- お試しプランの注文確認
- お客様情報の入力
- 登録・申し込み完了
また、試しに利用してみてもし自分自身の理想通りのレンタルサーバーでないと感じたなら、返金保証を申し出ればOKです。
返金保証を30日間付けているという事はそれだけ、サーバーに自信を持っているという事です。
何より私自身もmixhostを現在も使い続けており、個人的にもおすすめのサーバーなので是非使ってみてください。
\30日間返金保証付きで安心!/
コスパ最強の高速サーバー!
初心者でも速い表示速度のブログが作れる!

2-1. mixhostの5つのプラン
また、mixhostには5つのプランが用意されています。
プラン名 | 初期費用 | 月額料金 | OS | WEBサーバー | ホストサーバー | ストレージ(SSD) | 割当メモリ/CPU | PHP動作方式 | 転送量 | バックアップ | マルチドメイン | サブドメイン | MySQL | 無料SSL | アダルト | HTTP/3 | HTTP/2 | QUIC | メールアカウント | メール転送 | メール自動返信 | Webメール | メール送信数/日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スタンダード | 無料 | 880円〜 | CloudLinux | LiteSpeed | IntelXeon36コア | 250GB | 4コア/4GB | LSAPI | 4.5TB/月 | 14日分 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 無制限 | ○ | ○ | ○ | 15,000通 |
プレミアム | 無料 | 1,780円〜 | CloudLinux | LiteSpeed | IntelXeon36コア | 350GB | 6コア/8GB | LSAPI | 5.5TB/月 | 14日分 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 無制限 | ○ | ○ | ○ | 20,000通 |
ビジネス | 無料 | 3,580円〜 | CloudLinux | LiteSpeed | IntelXeon36コア | 450GB | 8コア/12GB | LSAPI | 6.0TB/月 | 14日分 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 無制限 | ○ | ○ | ○ | 25,000通 |
ビジネスプラス | 無料 | 7,180円〜 | CloudLinux | LiteSpeed | IntelXeon36コア | 550GB | 10コア/16GB | LSAPI | 8.0TB/月 | 14日分 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 無制限 | ○ | ○ | ○ | 30,000通 |
エンタープライズ | 無料 | 14,380円〜 | CloudLinux | LiteSpeed | IntelXeon36コア | 650GB | 12コア/32GB | LSAPI | 10TB/月 | 14日分 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 無制限 | ○ | ○ | ○ | 35,000通 |
※右→にスクロールできます。
※右にスクロールできます。
伊丹社長のインタビューでもお話されていた通り、mixhostはプラン変更によりサーバーのスペック・性能が上げられるようになっています。
なので、サイトが成長してきて、サイト規模が大きくなってきても、プラン変更すればサーバー移行をする必要がないのもメリットの1つです。
またGoogleアプデなどにより、サイトが飛んでしまい、サイト規模が縮小した場合も下位プランへ下げることができるのはアフィリエイターさんには嬉しいポイントですね。
2-2. mixhostのプランの選び方

ブログをこれから始めるんですが、mixhostのどのプランが良いですか?
初心者の方ですと「スタンダード」でOKです。
ちなみに、mixhostサポートではプラン毎に対応できるアクセス数の目安が以下のように案内されています。
弊社では、快適にご利用いただけるWordPressサイトのPV数の目安につきまして、次のようにご案内しております。
- スタンダード:100万PV/月
- プレミアム:200万PV/月
- ビジネス:400万PV/月
- ビジネスプラス:800万PV/月
- エンタープライズ:1600万PV/月
もちろん、キャッシュを使っているのか?1ページに使われている画像の枚数などによって変動しますが、プラン選びの参考値になります。
ですが、初心者の方ですと「スタンダード」で十分です。
是非、これからブログ・アフィリエイトを始める方はサーバー選びの参考にしてみてください。
そして、アフィリで稼いでいくなら「表示速度」の追求は必要不可欠の要素ですよ。
まとめ
今回は、日本マーケティングリサーチ機構のレンタルサーバー「表示速度」顧客満足度No,1を獲得したmixhostを手掛けているアズポケット株式会社の伊丹社長に直接インタビューをさせていただきました。
mixhostの品質の高いサーバー環境はもちろんなのですが、伊丹社長の人柄はとても物腰柔らかく、そしてサーバーに関する知識・情熱がとても強い方だったという印象でした。
いわゆる「サーバーマニア」と言う感じです(笑)
やはり、車でも一眼レフカメラでも商品を購入する際は「熱意のある人」から買いたいというのが私の考えですし、その方が間違いなく失敗しないかなと考えております。
是非、サーバー選びに迷われている方は検討してみてください。
アフィリエイトにおすすめのレンタルサーバー3選
アフィリエイトで稼ぐためには「ブログの表示速度」はとても重要です。なぜなら、3秒以上ブログの読み込みに時間がかかると約40%以上のユーザーが離脱すると言われており、Googleは「表示速度は収益に等しい」との見解を示しているからです。
そのため「ブログの表示速度」を向上させるために、速いレンタルサーバーを選ぶことがとても重要だという事です。そして具体的には、以下の3つのレンタルサーバーから選ぶのがおすすめです。
- 低価格の高速サーバー「mixhost」
- GMOの高性能サーバー「ConoHa WING」
- ブログ入門の定番サーバー「Xserver」
