100円台の価格が安いサーバーでも大丈夫かな?
レンタルサーバーなんて何でも同じじゃないの?
本記事では、上記の疑問にお答えしていきます。
この記事を読めば、サーバーを価格だけで選ぶと失敗する理由が把握することができますよ。
1. 【断言】価格だけでレンタルサーバー選ぶと確実に失敗します。
誰しも出費は抑えたいので、安いサーバーを契約したいと考えるのは当然のことです。
しかし、価格だけでレンタルサーバーを選択すると確実に失敗します。
理由は、単純でブログ運営において表示速度は利益損失につながるからです。
そして、価格重視の選択が失敗につながる理由は以下の順で解説していきます。
- 表示速度は利益損失につながる根拠
- 格安サーバーはスペックが低い(遅い)
- 格安サーバーのストレージはHDD
- WEBサーバー・PHP動作のスペックも低い
それでは、一つずつ具体的に解説していきますね。
また、アフィリエイトの始め方から知りたい方は以下の記事をご覧ください。
1-1. 表示速度は利益損失につながる根拠
表示速度が遅いブログは、ユーザーの離脱率を高めることがGoogleの統計データで広く知られています。
実際にGoogleの統計では、読み込みに3秒以上かかると53%のユーザーは離脱するというデータが出ています。
モバイルページの速度に関する業界の新しいベンチマークへの取り組み(2018年2月)
モバイルサイトへの訪問の53%が、ロードに3秒以上かかるページを離れていると考えると、これは遅すぎます。
我々のデータによると、Webトラフィック全体の半分以上がモバイルからのものですが、モバイルコンバージョン率はデスクトップよりも低くなっています。
要するに、スピードは収益と同じです。
引用:www.thinkwithgoogle.com
- 読込時間が3秒以上になると直帰率は32%に高まる
- 読込時間が5秒以上になると直帰率は90%に高まる
- 読込時間が6秒以上になると直帰率は106%に高まる
- 読込時間が10秒以上になると直帰率は123%に高まる
つまり、表示速度(読込時間)が遅くなればなるほど、アクセスを取りこぼすことにつながります。
アフィリエイトブログにおいて、
アクセスを失う=利益損失
であることは間違いないですからね。
1-2. 格安サーバーはスペックが低い(遅い)
そして、格安サーバーはスペックが低い(遅い)ものがほとんどです。
100円台のレンタルサーバーも出回っていますが、そもそもWordPressが使えなかったりと、アフィリエイトには不向きです。
そして、以下の表は価格とスペックをまとめて比較したものです。
サーバー名 | 比較プラン | 最安値 | 初期費用 | 速さ性能 | 転送量 | 適時プラン変更 | 無料SSL | マルチ ドメイン | WordPress 導入 | メディア 制限 | 自動 バックアップ | |||||
OS | WEBサーバー | ストレージ | PHP.Ver | PHP動作 | UP | DOWN | ||||||||||
ロリポップ | スタンダード | 500円 | 1,500円 | CentOS | Apache | HDD | PHP7 | モジュール | 100GB/日 | 〇 | × | × | 100個 | 〇 | 有 | オプション |
さくらインターネット | スタンダード | 515円 | 1,029円 | FreeBSD | nginx + Apache | HDD | PHP7 | モジュール | 80GB/日 | × | × | 〇 | 100個 | 〇 | 有 | 〇 |
カゴヤ・ジャパン | S11 | 864円 | 1,080円 | CentOS | Apache | HDD | PHP7 | CGI | 120GB/日 | △※2 | △※2 | 〇 | 無制限 | △※3 | 有 | 〇 |
mixhost | スタンダード | 880円 | 0円 | CloudLinux | LiteSpeed | SSD | PHP7 | LSAPI | 2.0TB/月 | 〇 | 〇 | 〇 | 無制限 | 〇 | 無 | 〇 |
XSERVER | X10 | 900円 | 3,000円 | Linux | nginx | SSD | PHP7 | FastCGI | 70GB/日 | 〇 | △※1 | 〇 | 無制限 | 〇 | 有 | 〇 |
ConoHa WING | ベーシック | 1,200円 | 0円 | CloudLinux | nginx | SSD | PHP7 | LSAPI | 2.5TB/月 | 〇 | 〇 | 〇 | 無制限 | 〇 | 有 | 〇 |
お名前.com | SD-11 | 1,300円 | 0円 | SunOS | Apache | HDD | PHP7 | CGI | 非公開 | 〇 | 〇 | 〇 | 無制限 | 〇 | 有 | 〇 |
※右→にスクロールすることができます。
スペックで注目すべきポイントは「速さ性能」です。
速さ性能には様々な要素が関わってきますが、サーバーを選ぶ際は「ストレージ」と「WEBサーバー・PHP動作」を最低限確認しましょう。
1-3. 格安サーバーのストレージはHDD
まず、格安レンタルサーバーのストレージは「HDD」が使われていることが多いです。
アフィリエイトブログを運営するのであれば、ストレージに「SSD」を採用して言えるサーバーを選択することがおすすめです。
なぜなら、HDDとSSDでは処理速度(読込・書込)が約3倍も違うと言われているからです。
以下の図は、PCショップ「ドスパラ」公式HPに掲載されているHDDとSSDの処理速度を比較した調査結果です。
このようにHDDとSSDでは、約3倍も処理速度に差があるということです。
つまり、アフィリエイト用のブログではストレージに「HDD」が採用されたサーバーは選ばない方が良いということです。
そして、格安サーバーの多くはストレージに「HDD」を採用していますので。
1-4. WEBサーバー・PHP動作のスペックも低い
格安サーバーの「WEBサーバー」と「PHP動作」のスペックも低いです。
ちなみに「WEBサーバー」と「PHP動作」は以下の順に性能が良いといわれています。
- WEBサーバー:LiteSpeed>nginx>Apache
- PHP動作方式:LSAPI>FastCGI≒モジュール>CGI
このWEBサーバーの性能のエビデンスについてはLitespeed社が「WEBサーバーの応答時間」の比較データを公表しています。
つまり、WEBサーバーに「LiteSpeed」、PHP動作に「 LiteSpeed LSAPI」に採用しているサーバーがおすすめであるということです。
ちなみに、その全てを満たしているのが私も使っている「mixhost」です。
1-5. 結論:価格だけでサーバー選ぶと確実に後悔する
以上、お話してきた理由から、価格だけでサーバーを選ぶと確実に失敗し、のちのち「最初から速いサーバー使っておけばよかった」と後悔する確率は高いということです。
なので、もしあなたがアフィリエイト(稼ぐ)を目的としてブログを始めるのであれば、価格ではなく、サーバーのスペック(速さ性能)を重視した選択をする事をおすすめします。
2. アフィリエイトにおすすめのサーバーは3つしかない
速さ性能の大事さはわかったけど、結局どのサーバーがおすすめなの?
じゃあ、結局どのサーバー良いのか?と言う疑問が湧いてきますよね。
結論から言うと、アフィリエイトにおすすめのサーバーは以下の3つだけです。
- mixhost:高スペック&高速レンタルサーバー
- XSERVER:安定の使いやすい管理画面が魅力
- ConoHa WING: GMOが手掛ける高速レンタルサーバー
アフィリエイトブログにおすすめのサーバーについては以下の記事で詳しく解説していますので、ご参考までに。
2-1. mixhost
私が愛用しているサーバーが「mixhost」です。
今まではXSERVERを愛用していましたが、mixhostの性能の高さ、そして価格の安さに魅力を感じ移行しました。
速いし安いし、とてもおすすめのサーバーですね。
- サーバー性能がかなり高い(速い)
- 月額880円から利用可能
- 出会い系・アダルト系もOK
- 急激なアクセス増加(バズ)に対応可能
\30日間返金保証付きで安心!/
コスパ最強の高速サーバー!
初心者でも速い表示速度のブログが作れる!
2-2. XSERVER
私が以前まで使っていたのが「XSERVER」です。
アフィリエイトのサーバーの王道と言えばXSERVERです。
サーバー性能の高さに加え、15年運営されている安定性と信頼性はとてもおすすめです。
- サーバー性能が高い(速い)
- 月額900円から利用可能
- わからないことがあっても、利用者が多いのでググれば多くの解説記事が見つかる
- オリジナル管理画面が使いやすい
- 出会い系・アダルト系NG
※XSERVERは10日間、無料でサーバーをお試しできます。
2-3. Conoha WING
大手のGMOが2018年9月26日からサービスを開始した「ConoHa WING」です。
日本国内最速をうたっているいるレンタルサーバーです。
スペックを見てみるとmixhostと同等と言った感じです。
価格が上記の2社と比較するとちょっと高めの1200円です。
- サーバー性能がかなり高い(速い)
- 大手GMOが手掛けている信頼性
- 最下位プランでも転送量が2.5TB/月と多い
- 出会い系・アダルト系NG
まとめ
今回は、価格だけでレンタルサーバーを選ぶと確実に失敗する話をご紹介しました。
- 表示速度は利益損失につながる根拠
- 格安サーバーはスペックが低い(遅い)
- 格安サーバーのストレージはHDD
- WEBサーバー・PHP動作のスペックも低い
格安サーバー選択すると上記の理由から確実に失敗するというのが私の考えです。
なので、アフィリエイトブログ運営を目的にしている方はサーバーの速さを重視した選択をおすすめします。
アフィリエイトにおすすめのレンタルサーバー3選
アフィリエイトで稼ぐためには「ブログの表示速度」はとても重要です。なぜなら、3秒以上ブログの読み込みに時間がかかると約40%以上のユーザーが離脱すると言われており、Googleは「表示速度は収益に等しい」との見解を示しているからです。
そのため「ブログの表示速度」を向上させるために、速いレンタルサーバーを選ぶことがとても重要だという事です。そして具体的には、以下の3つのレンタルサーバーから選ぶのがおすすめです。
- 低価格の高速サーバー「mixhost」
- GMOの高性能サーバー「ConoHa WING」
- ブログ入門の定番サーバー「Xserver」