mixhostでWordPressをSSL化するのって難しいの?
mixhostでブログをSSL化する手順が知りたい。
本記事では、上記の悩みを解決していきます。
この記事を読めば、mixhostでWordPressブログをSSL化(http→https)に設定する手順を知ることができます。
実際に私はこの方法で簡単にmixhostでWordPressブログをSSL化しました。
1. mixhostでWordPressをSSL化(https)に設定する手順
さて、早速ですがmixhostでWordPressをSSL化(https)に設定する手順は以下の通りです。
- 【下準備】mixhostに登録したドメインのSSL化の完了確認
- WordPressの「一般設定」でURLを変更
- 「.htaccsess」ファイルにリダイレクト設定
Woedpressを既にインストールしているのであれば、所要時間は5分もあれば完了です。
それでは一つずつ解説していきます。
ちなみに、mixhostで一から立ち上げたWordPressは「.htaccsess」ファイルにリダイレクト設定するだけでOKです。
1-1. 【下準備】mixhostに登録したドメインのSSL化の完了確認
まず、mixhostではドメインを登録し、ドメインのネームサーバーを変更すると自動的にSSL化されます。
なので、始めに下準備としてmixhostでドメインがSSLされているかを確認していきます。
mixhostでのSSL化の完了確認方法
mixhostの「マイページ→cPanel」にログインします。
上記の手順でcPanelにログインできます。
次に「セキュリティ→SSL/TLS Status」を選択します。
すると、SSL/TLS Statusの画面ではSSL化の適用状況を確認することができます。
上記のようにSSL化が完了していれば確認はOKです。
SSL化が完了していると緑色のカギのマークが表示されます。
ちなみに、SSL化が完了していない場合は、以下のように表示されています。
mixhostにドメインを登録してからSSL化の完了まで最大24〜72時間程度かかる場合がありますので、ドメイン設定から間もない方は、少し時間をおいてみましょう。
少しでも速くSSL化を完了させたい方は、SSL化が完了していないドメインにチェックを付けましょう。
そして、上記に表示されている「Run AutoSSL」を選択します。
すると、そのドメインが優先的にSSL化されます。
SSL化が完了しない場合の対処法
最大24〜72時間以上待ってもSSL化されない。
「Run AutoSSL」を行ってもSSL化されない。
上記の手順を踏んでもSSL化が完了しない場合は、ネームサーバーに誤りがある、又はそもそもネームサーバーを変更していない可能性があります。
mixhostでは、SSL化するためにユーザーが設定する作業は一切ありませんが、ドメインの登録・ネームサーバーの変更が必須事項です。
なので、SSL化が完了しないという方は、ドメインのネームサーバーを見直してみましょう。
お名前.comでのネームサーバー変更方法については以下の記事で確認してみてください。
1-2. WordPressの「一般設定」でURLを変更
mixhostでドメインのSSL化の完了していれば、Woedpress側のURLを設定していきます。
mixhostはWoedpressのSSL化が簡単なのでブログ初心者の方にはとても優しいサーバーなのでとてもおすすめですね。
さて、WordPressの「一般設定」でURLを変更の手順を解説していきます。
WordPress管理画面にログイン
まずは、WordPress管理画面にログインします。
メニュー「設定→一般」を選択
左側のメニューから「設定→一般」を選択します。
URLを「http→https」に変更
「一般設定」に表示された画面には、ブログのURLの入力欄がありますので「http→https」に変更します。
- WordPress アドレス (URL)
- サイトアドレス (URL)
URLには二つの入力欄があるので、両方とも「https」にしましょう。
上記のようにURLを変更したら、WordPressの設定も完了です。
1-3. 「.htaccsess」ファイルにリダイレクト設定
最後にSSL化を設定したドメインの「.htaccsess」ファイルにリダイレクト設定を行います。
ちなみにここでのリダイレクト設定とは…
http://24shi-web.com/にアクセスがあった時、https://affiliate.24shi-web.com/に転送してあげる設定のことです。
「.htaccsess」ファイルにリダイレクト設定には、mixhostのファイルマネージャーで行う方法とFTPソフトで行う方法があります。
FTPソフトを使ったことのない方はこの機会にFTPソフトをダウンロードすることをおすすめします。
【簡単】mixhostサーバーにFTPソフト「FileZilla」で接続する設定方法
mixhostで「.htaccsess」が表示されていない時の対処
まず、mihostのデフォルトのままでは「.htaccsess」ファイルが表示されていないので設定を変更していきます。
cPanel内のファイルマネージャーを選択します。
ファイルマネージャーの右上に表示されている「設定」を選択します。
基本設定の中の「非表示のファイルの表示 (dotfiles)」にチェックを入れ、SAVEすれば完了です。
これで、ファイルマネージャーやFTPソフトで「.htaccsess」ファイルが表示され、編集・ダウンロードが可能になります。
ファイルマネージャーで「.htaccsess」を編集
cPanel内の「ファイル→ファイルマネージャー」を選択します。
ファイルマネージャーが表示されたら、設定したいドメインのファイルを選択します。
mixhostの場合、「public_html→ドメイン名」で表示することができます。
その中にある「.htaccsess」ファイルを右クリックし「Edit」を選択
開いた「.htaccsess」ファイルに以下のコードをコピペします。
<ifmodule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</ifmodule>
コピペする場所は# BEGIN WordPress
のすぐ上でOKです。
実際に編集した「.htaccsess」ファイルは以下の通りです。
そして、「.htaccsess」ファイルを上書きします。
これでファイルマネージャーを利用した場合の「.htaccsess」ファイルの編集は以上です。
FTPソフトで「.htaccsess」を編集
FTPソフトを開いて「mixhost」のサーバーに接続します。
「public_html→ドメイン名」で設定したいドメインのファイルを選択します。
その中にある「.htaccsess」ファイルを一度PC内に保存します。
そして、ファイルマネージャーでの手順と同じように「.htaccsess」ファイルに以下のコードをコピペします。
<ifmodule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</ifmodule>
コピペする場所は# BEGIN WordPress
のすぐ上でOKです。
実際に編集した「.htaccsess」ファイルは以下の通りです。
そして、FTPソフトを使って編集した「.htaccsess」ファイルをサーバーにアップすれば完了です。
2. 非SSL(http)で運営していたブログをSSL化した時の確認事項
上記の手続きをしたのに「保護されていない通信」と表示される。
このような方は、非SSL(http)で運営していたブログをmixhostに移行したケースがほとんどです。
このケースの場合は、以下の3つの要素を確認します。
- 内部画像のURLの確認
- 外部画像のURLの確認
- 内部リンクのURLの確認
ブログ内部に一つでも「http」の要素が残ってしまうと「SSL化」することはできませんので、上記の3つの項目を確認してみましょう。
「保護されていない通信」と表示されてしまう対処法については以下の記事で詳しく解説していますので、ご参考までに。
WordPressをSSL化したのに「保護されていない通信」と表示された時の対処法
まとめ
今回は、mixhostでWordPressをSSL化(https)に設定する手順について解説してきました。
- 【下準備】mixhostに登録したドメインのSSL化の完了確認
- WordPressの「一般設定」でURLを変更
- 「.htaccsess」ファイルにリダイレクト設定
mixhostでのSSL化は、上記の3つの手順で完了するのでとても簡単です。
またmixhostでWordPressをインストールした場合、③の手順のみで完了となりますよ。
是非、本記事を参考にSSL化を進めてみてください。
【誰でも簡単】mixhostでWordPressブログを開設する手順を詳しく解説
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