
mixhostに移行したけど表示速度が遅い…
mixhostが遅くと感じるんだけど…
本記事では、上記の疑問を解決していきます。
この記事を読めば、「mixhostでの表示速度が遅い」を解消する表示速度改善の方法を知ることができますよ。
1. 「mixhostでの表示速度が遅い」時に取るべき4つの高速化の施策

さて、早速ですが「mixhostでの表示速度が遅い」時に取るべき4つの表示速度改善は以下の通りです。
- PHP7.2へ変更
- cPanel内の「Webサイトの最適化」を行う
- 「Litespeed cache」の導入
- マイグレーションの実施
それでは、具体的に一つずつ解説していきます。
1-1. PHPバージョンを最新(7.2)へ変更
PHPバージョンを最新(PHP7.2)のものへ変更しましょう。
PHP5とPHP7では、処理速度が2倍以上変わってきますので旧バージョンを利用している方は、PHPバージョンを変更するだけで表示速度の改善が見込むことが可能です。
具体的なPHPバージョンの変更手順は以下の通りです。
① mixhostのcPanelへログイン
まずは、mixhostのマイページより、cPanelへログインします。

② cPanel内の「MultiPHP マネージャー」を選択
次にcPanel内の「ソフトウェア(見出し)→MultiPHP マネージャー」を選択します。

③ PHPバージョンの確認
すると、ドメインごとのPHPバージョンが表示されるので、「ページの表示速度が遅い」ドメインのPHPバージョンを確認します。
④ PHPバージョンの変更方法
もし、旧PHPバージョンを利用しているものがあれば、変更しましょう。
まず、PHPバージョンを変更したいドメインにチェックを付けます。

続いて最新のPHPバージョンを選択し、「適用」を選択すれば完了です。

「mixhostの表示速度が遅い」と感じている場合は、上記の手順でPHPバージョンを最新のものにする事によって、表示速度の改善を見込めます。
1-2. cPanel内の「Webサイトの最適化」を行う
次にmixhostのePanel内の「Webサイトの最適化」を行うことで、ページ表示速度の改善が見込めます。
これは、WEBサーバーの処理方法を最適化(コンテンツの圧縮)することで、ブログ・サイトの表示速度が改善されるという設定です。
具体的な「Webサイトの最適化」の手順は以下の通りです。
① cPanel内の「Webサイトの最適化」を選択
cPanel内の「ソフトウェア(見出し)→Webサイトの最適化」を選択します。

② 「すべてのコンテンツを圧縮」を選択
以下の画像にある通り、「すべてのコンテンツを圧縮」にチェックを付けて、設定の更新を選択すれば完了です。

簡単な設定でWebサイトの表示速度のパフォーマンスを向上させることができるので設定しておくことをおすすめします。
1-3. 「Litespeed cache」の導入

キャッシュプラグイン「Litespeed cache」を導入することで、大幅な表示速度の改善をすることが可能です。
「Litespeed cache」は単なるキャッシュプラグインではなく、WordPress高速化のための様々な機能が1つにまとまったプラグインだからです。
「Litespeed cache」は、WEBサーバー「Litespeed」を採用しているレンタルサーバー会社でなければ使うことができないプラグインです。
つまり、XSERVERでは使うことができません。
「Litespeed cache」が使えるという点も、mixhostのかなりの強みになっていると個人的には感じています。
Litespeed cacheの5つの機能
Litespeed cacheを導入するだけで、以下の5つのWordPressを高速化するための機能を使うことができます。
- サーバーキャッシュ
- CSSファイルの圧縮・最適化
- 画像遅延機能(レイジーロード)
- 画像の最適化・WebP自動変換
- CDNの簡単設定
上記の機能をWordPressに導入するためには、普通ならプラグイン3~4つは必要です。
プラグインが増えれば、コード(CSS/JS)の処理も複雑化してしまうというデメリットがありますが、
「Litespeed cache」なら、上記の機能をプラグイン1つで対応できるので、高速化の効果も非常に大きいというわけです。
Litespeed cacheを導入した実例
実際に私が運営しているブログは全て「Litespeed cache」を導入していますが、その中でも特に大幅な改善が見込まれましたブログの表示速度のデータをご紹介します。
上記のブログは元々、高速化の対策を施していたのでそれほど遅いというわけではなかったのですが、「Litespeed cache」を追加し、機能が被っているプラグインを削除したところ、モバイル・PC両方で90点以上という高速化に成功しました。
もちろん、Litespeed cacheを導入すれば全てのブログ・サイトが上記のように改善するわけではありませんが、WordPress高速化におすすめのプラグインであることは間違いないということです。
なので、mixhostではそんな優秀な高速化プラグイン「Litespeed cache」が使えるので、mixhostが遅いと感じているのであれば導入をおすすめしますよ。
1-4. マイグレーションの実施
2017年12月4日以前にmixhostに申し込んでいる方(旧プラン利用者)は、マイグレーションを実施することで大幅な表示速度の改善・さらには安定性を改善することが可能です。
実際にmixhost公式ブログでマイグレーションの案内が公表されています。
マイグレーションとは、2017年12月以前に採用されていたホストサーバーから新しいホストサーバーへ移行することです。
これにより、mixhost初期の性能が低いホストサーバーから現行の高性能ホストサーバーに移行することができるので、それに伴い表示速度も大きく改善されることが見込まれます。
具体的なハードウェアの更新内容は以下の通りです。

・CPU
従来のサーバーより最大8倍以上高速な最新のCPUを採用しております。
・メモリ
従来のサーバーより最大16倍のメモリを搭載しております。
・ストレージ
従来のサーバーではSSD RAID1構成で運用しておりましたが、新しいサーバーではSSD RAID10構成となり、より高速なストレージを採用しております。
・ネットワーク
サーバー1台辺りの回線速度を従来の10倍以上に増強することにより、夜間などのアクセス集中時においてもより快適にご利用いただけます。
引用:https://blog.mixhost.jp
2017年12月4日以前からmixhostを利用している方で、まだマイグレーションを実施していない方はmixhostサポートへ問い合わせてみてください。
旧プランをご利用中のお客様へスペックアップ&マイグレーションのお知らせ
2. 【基本】ブログ・サイトのページ表示速度を高速化する方法

これまでは、mixhostが遅いと感じるあなたに「mixhostサーバーでの設定」で高速化の方法についてお話してきました。
それでもまだ「mixhostが遅い」と感じているのであれば、WordPressブログ・サイトの基本的な高速化の施策ができているのかを確認してみることをおすすめします。
具体的には以下の通りです。
- 高性能レンタルサーバーに移行
- 画像を最適化・軽量化
- コード(HTML/CSS/JS)の最適化
- WordPressデータベースの最適化
- プラグインの見直し・削除
- テンプレートの変更
- キャッシュの導入
ブログ・サイトのページ表示速度を高速化する方法については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてくださいね。
【完全保存】ブログ・サイトのページ表示速度を改善する7つの高速化
まとめ
今回は、「mixhostでの表示速度が遅い」時に取るべき4つの高速化の施策についてお話してきました。
- PHP7.2へ変更
- cPanel内の「Webサイトの最適化」を行う
- 「Litespeed cache」の導入
- マイグレーションの実施
mixhostは、間違いなく日本にあるレンタルサーバーの中では高性能なサーバーを提供しています。
私の場合は、XSERVERよりmixhostに移行しましたが、表示速度や様々な面で非常に満足しています。
なので、「mixhostでの表示速度が遅い」のであれば今回紹介した4つの高速化の施策を試してみてください。
アフィリエイトにおすすめのレンタルサーバー3選
アフィリエイトで稼ぐためには「ブログの表示速度」はとても重要です。なぜなら、3秒以上ブログの読み込みに時間がかかると約40%以上のユーザーが離脱すると言われており、Googleは「表示速度は収益に等しい」との見解を示しているからです。
そのため「ブログの表示速度」を向上させるために、速いレンタルサーバーを選ぶことがとても重要だという事です。そして具体的には、以下の3つのレンタルサーバーから選ぶのがおすすめです。
- 低価格の高速サーバー「mixhost」
- GMOの高性能サーバー「ConoHa WING」
- ブログ入門の定番サーバー「Xserver」
