
mixhostに追加した独自ドメインのURLを正規化したい。
mixhostの「サブドメイン.初期ドメイン」をリダイレクトしたい。
mixhostの複数URLを「https://~」に統一したい。
本記事では、上記の疑問にお答えしていきます。
mixhostの特有の「サブドメイン.初期ドメイン」悩まされているのでは?
私も最初は戸惑いましたが、.htaccessファイルでURLの正規化・リダイレクト設定してあげれば解決です。
この記事を読めば、mixhostの独自ドメインURLの正規化・リダイレクトの設定方法を理解することができますよ。
1. mixhostの独自ドメインURLの正規化・リダイレクトの設定方法

結論からお話しすると、URL正規化(リダイレクト設定)の方法は、.htaccessファイルにhttpsへのリダイレクトのコードを追記すればURLの正規化はOKです。
追記するコードは以下の通りです。(参考:https://kagesai.net/)
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>
Options +FollowSymLinks
RewriteEngine on
<!-- WWWからhttpsへ -->
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www【**.example.com**】$
RewriteRule ^(.*)$ https://【**example.com**】/$1 [R=301,L]
<!-- 初期ドメインからhttpsへ-->
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^【**example**】【.初期ドメイン】.mixh.jp$ [NC]
RewriteRule (.*) https://【**example.com**】/$1 [R=301,L]
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www【**.example**】【.初期ドメイン】.mixh.jp$ [NC]
RewriteRule (.*) https://【**example.com**】/$1 [R=301,L]
- 【**example**】を「あなたの独自ドメイン」に変更
- 【.初期ドメイン】を「あなたのmixhostの初期ドメイン」に変更
こちらのコードを.htaccessファイルに追記すれば、mixhostの独自ドメインURLの正規化・リダイレクト設定は完了です。
- まなぜリダイレクトをしなければいけないのか?
- 「.htaccessファイル」への追記方法がわからない。
という方のために次で詳しく解説していきますね。
1-1. mixhostには、一つの独自ドメインに対して複数のURLが存在する
mixhostでリダイレクト設定する理由は、一つの独自ドメインに対して複数のURLが存在するからです。
一つのブログに対して、複数のURLがあることはSEO的にも好ましいことではありませんからね。
それでは、実際にmixhostの独自ドメイン1つに対する複数のURLについて見ていきましょう。
※当ブログのドメイン(24shi-web.com)を例にして説明します。
- http(s)://24shi-web.com
- http(s)://www.24shi-web.com
- http(s)://24shi-web.初期ドメイン.mixh.jp
- http(s)://www.24shi-web.初期ドメイン.mixh.jp
mixhostでURLの正規化を行わなければ、上記のURL(全8種類)が存在することになります。
この原因は、独自ドメイン追加時に強制的に作成される「初期ドメインのサブドメイン」が原因です。

「初期ドメインのサブドメイン」を作成しなければいいのでは?と思うかもしれませんが、
mixhostでは、現段階で初期ドメインのサブドメインが自動生成されるのが「デフォルト」になっているので、
サブドメインを作成せずに独自ドメインを登録することは不可能です。
そのため、独自ドメインのURLの正規化(リダイレクト設定)を行う必要があるのです。
1-2. 「.htaccessファイル」への追記方法・リダイレクト設定の手順
「.htaccessファイル」の編集には「cPanelのファイルマネージャー」か「FTPソフト」で行う必要があります。
個人的にはFTPに関する知識はブログ運営に必須ですので、この機会にFTPソフトの使い方を覚えましょう。
【簡単】mixhostサーバーにFTPソフト「FileZilla」で接続する設定方法
また、mixhostはデフォルト設定で.htaccessファイルが非表示となっていますので、.htaccessファイルを表示させる設定も最初に行いましょう。
以上の下準備が完了したら、以下の「.htaccessファイル」へのリダイレクト設定に進みます。
- FTPソフト(FileZilla)でmixhostのサーバーに接続
- フォルダ「Public_html」を選択
- URLの正規化を行いたい独自ドメインフォルダを選択
- 「.htaccessファイル」をダウンロード
- 「.htaccessファイル」にリダイレクトコードを追記
- mixhostサーバーへアップロード
① FTPソフト(FileZilla)でmixhostのサーバーに接続
まずは、FTPソフト(FileZilla)でmixhostに接続します。

② フォルダ「Public_html」を選択
次にフォルダ「Public_html」を選択します。

③ URLの正規化を行いたい独自ドメインフォルダを選択
次にURLの正規化を行いたい独自ドメインフォルダを選択します。

④ 「.htaccessファイル」をダウンロード
そのフォルダの中にある「.htaccessファイル」をダウンロードします。
ダウンロード方法は、右側のウィンドウの「.htaccessファイル」をドラッグして、左側のウィンドウにドロップすればOKです。

⑤ 「.htaccessファイル」にリダイレクトコードを追記
「.htaccessファイル」に冒頭でお話したリダイレクトコードを追記していきます。
※ちなみに「.htaccessファイル」をダウンロードしたら、ファイルを複製しておくことがおすすめです。なぜなら、複製ファイルがバックアップファイルになるからです。
追記するコードは以下の通りです。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>
Options +FollowSymLinks
RewriteEngine on
<!-- WWWからhttpsへ -->
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www.example.com$
RewriteRule ^(.*)$ https://example.com/$1 [R=301,L]
<!-- 初期ドメインからhttpsへ-->
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^example.初期ドメイン.mixh.jp$ [NC]
RewriteRule (.*) https://example.com/$1 [R=301,L]
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www.example.初期ドメイン.mixh.jp$ [NC]
RewriteRule (.*) https://example.com/$1 [R=301,L]
- 【**example**】を「あなたの独自ドメイン」に変更
- 【.初期ドメイン】を「あなたのmixhostの初期ドメイン」に変更
コピペする場所は、# BEGIN WordPress
のすぐ上でOKです。

リダイレクトコードを追記したら、上書き保存しましょう。
また、追記するのにメモ帳などのデフォルトのテキストエディタでも良いのですが、個人的には「Sublime Text」がおすすめです。
Sublime Text導入には以下のサイトが参考になりますよ。
⑥ mixhostサーバーへアップロード
そして、追記した「.htaccessファイル」をmixhostサーバーへアップロードします。
やり方は、左側のウィンドウ(PC上)から右側のウィンドウにドラッグ&ドロップすればOKです。

⑦ LiteSpeed Casheを使用している場合
LiteSpeed Casheを使用している場合、WordPress管理画面の左側のメニューから「.htaccessを編集」からコードを追記します。

追記するリダイレクトコードは同じですが、追記する場所は# BEGIN LSCACHE
のすぐ上です。

まとめ
今回は、【必須】mixhostの独自ドメインURLの正規化・リダイレクトの設定方法について解説してきました。
- http(s)://24shi-web.com
- http(s)://www.24shi-web.com
- http(s)://24shi-web.初期ドメイン.mixh.jp
- http(s)://www.24shi-web.初期ドメイン.mixh.jp
mixhostには、デフォルトのままだと上記のように複数のURLが存在してしまいます。
SEO効果を分散させないためにも、一つのURL(https)にURLを正規化させることをおすすめします。


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