
WordPressにエラーが!急に真っ白になってしまった!
mixhostの自動バックアップから復元する方法が知りたい!
本記事では、上記の疑問を解決していきます。
WordPressでブログ記事を執筆していて何かしらのトラブルに見舞われることは珍しくありません。
この記事を読めば、mixhostの自動バックアップを使ってWordPressを復元することができますよ。
※ちなみに、当ブログはmixhostにて運営しています。
1. mixhostの自動バックアップからWordPressを復元する方法

さて、mixhostでは自動で14日間のバックアップがサーバー上に保存されております。
その自動バックアップデータを使って、Woedpressを復元する方法について解説していきます。
それに伴い、WordPressファイルの種類について簡単に説明すると、以下の2種類があります。

WordPressが真っ白になった、表示がおかしくなったエラーの場合はWordPressファイルを復元すればOK!
記事内容・情報が消えてしまったと言うエラーであればデータベースを復元することで元の状態に戻すことができますよ。
- WordPressファイルの復元
- データベースの復元
それでは、具体的に手順を解説していきますね。
1-1. mixhostでWordPressファイルの復元する手順
まずは、mixhostでWordPressファイルの復元する手順について解説していきます。
- cPanelからWordPressバックアップデータをダウンロード
- ダウンロードしたファイルを解凍する
- FTPソフトでWordPressファイルをアップロード
mixhostの自動バックアップからのファイル復元機能は終了
mixhostでは、以前までcPanelから自動バックアップのファイルを簡単に復元できる機能が使えましたが2018年12月12日でサービスが終了しております。
mixhost公式サポートでも以下のように発表されています。
2018/12/12より、自動バックアップからファイルを復元する機能の提供を終了させていただきました。
ファイルを復元する際には一度バックアップファイルをお手元にダウンロードして頂き、ご自身でファイルマネージャーやFTPソフトなどからアップロードをしていただく必要がございます。
引用:help.mixhost.jp
そのため、ファイルをバックアップするためには「ファイルマネージャーかFTPソフト」が必要となります。
個人的にはFTPソフトを使った方が簡単に行うことができるので、これを機にFTPソフトの使い方を覚えることをおすすめします。
mixhostのサーバーにFTPソフトを使って接続する方法については以下の記事を参考にしてください。
【簡単】mixhostサーバーにFTPソフト「FileZilla」で接続する設定方法
① cPanel「File Backups」からWordPressバックアップデータをダウンロード
それでは、具体的な自動バックアップからファイルを復元する方法についてです。
まず初めに、mixhostのマイページからcPanelにログインしましょう。
そして、cPanel「JET BACKUP(見出し)→File Backups」を選択します。

続いて、Woedpressをいつの状態に戻したいか?復元したい日付を選択します。
ファイル一覧が表示されるので、その中から「public_html」を選択します。
すると、ドメイン毎のファイル一覧が表示されるので、復元したい「ドメインのフォルダ」の左側にチェックを入れます。
そして、下にある「Download Selected」を選択します。

続いて、「Add to Download Queue」を選択します。

すると、自動バックアップファイルのダウンロード準備が始まります。
自動バックアップファイルのダウンロード準備状況の進捗は、cPanel内の「JET BACKUP(見出し)→Queue」で確認できます。

ダウンロードの準備中の場合は以下のように表示されております。
ダウンロードの準備が完了すると以下のように表示されます。
※ダウンロードリンクが表示されるまで少々時間がかかります。ブログ規模によって時間は異なります。
ダウンロードファイルが完成したら、「File Backups→指定した日付」を選択し、右上にある「Downloads」リンクを選択し、自動バックアップファイルをダウンロードします。
② ダウンロードしたファイルを解凍する
ダウンロードした自動バックアップファイル(.gz)は以下のように圧縮されています。

gzip形式の圧縮ファイル「.gz」をWindows環境で以下のようなエラーが表示される場合があります。

その場合は「キャンセル」を選択します。
gzip形式の圧縮ファイル「.gz」を解凍するソフトが必要となるので、以下の窓の杜で解凍フリーソフトをダウンロードし、正常に解凍を完了しましょう。
「7-Zip」7z形式の書庫ファイルを圧縮・解凍するためのツール
ファイルの解凍が終わると「public_html→ドメイン名」のフォルダ構成になっていると思います。
復元にはドメイン名のフォルダに入っている以下のファイルを使います。
③ FTPソフト「FileZilla」でWordPressファイルをアップロード
さて、次にFTPソフト「FileZilla」を使って自動バックアップファイルをサーバーにアップロードしていきます。
まずは、FTPソフト「FileZilla」でmixhostのサーバーに接続します。

次にFileZilaの左側のウィンドウには「自動バックアップファイル」を開き、右側のウィンドウに復元したい「ドメインのフォルダ」を開きます。
復元方法は簡単で、左側のPC上のデータから復元したいファイルを選択し、右側のmixhost側のデータにドラッグ&ドロップすれば完了です。
特にWordPressが真っ白になってしまう多いトラブルは以下の2つでしょう。
- プラグインをインストール・アップロードしたことが原因
- テンプレートのコードをカスタマイズしたことが原因
「プラグイン」が原因である場合は、以下のファイルをmixhostのサーバーにアップロードです。
※「wp-content→plugins」

「テンプレートのカスタマイズ」が原因の場合は、以下のファイルをmixhostのサーバーにアップロードです。
※「wp-content→themes」

1-2. mixhostでデータベースの復元する手順
次に、データベースの復元する手順です。
mixhostにてデータベースを復元する作業はcPanelで全て完了するのでとても簡単です。
復元の流れは以下の通りです。
- cPanel「Datebase Backups」から復元
- 「Queue」で復元の進捗状況の確認方法
① cPanel「Datebase Backups」から復元
まずは、cPanel「JET BACKUP(見出し)→Datebase Backups」を選択します。

データベースの一覧が表示されますので、見やすくするために「Database Name」をクリックします。

すると、ドメイン毎の並びに変わりますので、復元したいドメインのデータベースの「Restore」を選択します。
「Are you sure you want to restore this account ?」のチェックボックスにチェックを入れ、「Add Restore Queue」を選択すれば、データベースの復元は開始されます。

※データベースが復元されるまでに少々時間がかかりますので待ちましょう。
② Queueで復元の進捗状況の確認方法
データベース復元の進捗状況を確認するにはcPanel「JET BACKUP(見出し)→Queue」を選択します。

データベースが復元途中であれば以下のように表示され、

データベースが復元完了していれば以下のように表示されます。

以上でmixhostの自動バックアップよりWordPressを復元する方法は終わりです。
この流れを覚えてしまえば、WordPressでエラーが起きても自分で対処できるようになりますよ。
2. プラグインを使ってmixhost以外にバックアップする方法


mixhostは自動バックアップがあるから安心だ!
このような考え方は間違いではないですが、完全なリスクヘッジではありません。
万が一の事態に備え、自分自身でプラグインを使ってmixhostのサーバー以外にバックアップすることが非常に重要です。
理由は以下の通りです。
2-1. レンタルサーバーの自動バックアップだけではだめ
mixhostだけに限らず、XSERVERであろうがConoha WINGであろうが、レンタルサーバー内のバックアップだけでは完全なリスクヘッジにはなっていないです。
なぜなら、レンタルサーバーのバックアップデータそのものが消えてしまう可能性も0ではないからです。
mixhostのサーバー上のデータが消えるリスクとして以下の物が考えられます。
- 人的トラブル
- ハッキング
- 自然災害の影響(地震・火災)
しかし、これらのリスクは誰にも予測できるものではありません。
例えば、mixhostのデータセンターは東京都内にあると公式HPで公表されていますが、今後30年以内には関東大地震が発生し、東京が被害を受ける可能性もあります。
その地震の影響でサーバーに損傷が起きた、又はデータセンターの建物自体が崩壊してしまったなどの最悪のケースも考えられます。
なので、レンタルサーバーの自動バックアップだけに依存しているのはとても危険な状態なんです。
そのため、自分自身でWordPressのバックアップをmixhostのサーバー以外に保存しておくことが重要です。
2-2. プラグイン「BackWPup」でバックアップする方法

そして、プラグイン「BackWPup」を使えば、mixhost以外の場所にバックアップを取ることが簡単にできます。
プラグイン「BackWPup」をインストールし、保存先を「Dropbox」などのmixhost以外の外部に設定すればOKです。
プラグイン「BackWPup」でバックアップする手順は以下の通りです。
- プラグイン「BackWPup」インストール
- WordPressファイルバックアップの設定
- データベースバックアップの設定
- 保存先をDropboxに設定
プラグインを使えば、mixhostの自動バックアップ依存せずとも、自分自身でWordPressを復旧することができるようになりますよ。
プラグイン「BackWPup」を使って「Dropbox」にバックアップする詳しい手順については以下の記事で解説していますので、ご参考までに。
プラグイン「BackWPup」の使い方と設定方法【WordPressを簡単バックアップ】
まとめ
今回は、mixhostの自動バックアップからWordPressを復元する方法について解説していきました。
- WordPressファイルの復元
- データベースの復元
mixhostの自動バックアップからの復元は上記の手順で簡単に行うことができます。
また、最後にお話しした通り、mixhostの自動バックアップに依存せずに、自分自身でもバックアップを取るように設定を行いましょう。
プラグインを設定してしまえば、あとは自動でバックアップを取り続けてくれますからね。
アフィリエイトにおすすめのレンタルサーバー3選
アフィリエイトで稼ぐためには「ブログの表示速度」はとても重要です。なぜなら、3秒以上ブログの読み込みに時間がかかると約40%以上のユーザーが離脱すると言われており、Googleは「表示速度は収益に等しい」との見解を示しているからです。
そのため「ブログの表示速度」を向上させるために、速いレンタルサーバーを選ぶことがとても重要だという事です。そして具体的には、以下の3つのレンタルサーバーから選ぶのがおすすめです。
- 低価格の高速サーバー「mixhost」
- GMOの高性能サーバー「ConoHa WING」
- ブログ入門の定番サーバー「Xserver」
